使い方ガイド
Shot Planner は、撮影シチュエーションをチャットで伝えると AI が 3D 空間に配置を提案するツールです。 このページでは、はじめての方向けの基本操作から、共有・PDF 出力・プラン管理までを体系的に解説します。 左上の検索ボックスでページ内を絞り込むこともできます。
はじめに
Shot Planner はカメラマン・ディレクター・個人クリエイター向けの撮影配置プランナーです。 「人物2人、カメラ1台でインタビュー撮影」のように撮影内容を自然文で入力すると、 AI が部屋・カメラ・人物・小道具・照明の配置を提案し、3D 空間に即時反映します。 提案された配置は自由にドラッグ&ドロップで微調整でき、URL や PDF で共有できます。
動作環境
- 最新版の Chrome / Safari / Edge / Firefox を推奨します。
- WebGL が有効である必要があります(3D 描画に使用)。
- 無料アカウントで全機能をお試しいただけます。
アカウント作成
- 右上の「ログイン」から Google アカウントでサインインします。
- 初回ログイン時に自動的に Free プランのアカウントが作成されます。
- 必要に応じて 料金プラン から Pro へアップグレードできます。
ダッシュボードとプロジェクト
ログイン後のトップ画面(/)がダッシュボードです。
ここで撮影プランを「プロジェクト」として作成・管理します。
新規プロジェクトの作成
- ダッシュボードの「新規プロジェクト」ボタンをクリックします。
- プロジェクト名を入力すると、空のシーンが 1 つ用意された状態でエディタが開きます。
- 必要に応じて、後からシーンを追加できます。
プロジェクト一覧
- カードをクリックするとエディタが開きます。
- 各カードのメニューから 名称変更 / 複製 / 削除 が可能です。
- 削除したプロジェクトは元に戻せません。共有 URL も同時に無効になります。
シーンと絵コンテ
1 つのプロジェクトには複数の シーン を含められます。 シーンは「カット」に相当し、撮影の各場面ごとに作成します。
シーンの追加・並び替え
- 左パネル上部の「シーン」タブを開き、+ ボタンで新規シーンを追加します。
- シーンはドラッグで順序を入れ替えられます。
- シーン名・カット番号は右クリックまたはメニューから編集できます。
絵コンテビュー
「シーン」タブの隣にある「絵コンテ」タブを選ぶと、各シーンのカメラビューがサムネイル一覧で並びます。 絵コンテとして全体の流れを俯瞰したり、PDF にそのまま書き出したりできます。
AI チャットで配置を生成
右パネルの「チャット」タブから、撮影シチュエーションを自然文で入力すると、 LLM がカメラ・人物・小道具の配置を提案し、3D シーンに即時反映します。
入力例
- 人物 2 人、カメラ 1 台でインタビュー撮影をしたい
- 人物 1 人、カメラ 2 台でポートレート撮影
- 人物 4 人、カメラ 2 台でグループ対談シーン
- 人物 3 人、カメラ 3 台でドラマの会話シーン
チャット入力欄の上にあるクイック例ボタンを押すと、テンプレート文がそのまま入力されます。 撮影目的・人数・カメラ台数・空間(カフェ風、屋外など)を一緒に書くと、より精度の高い提案が得られます。
提案の上書きと積み重ね
- 新しい指示を送ると、現在のシーンを基に 差分で更新 されます。
- 「カメラをもう 1 台正面に追加して」「人物 A をもう少し下手に」のように、追加・微調整も自然文で指示できます。
- 意図しない結果になった場合は、ブラウザの戻る操作ではなく、もう一度自然文で訂正してください。
配置できるオブジェクト
チャットからは、ソファ・椅子・机・丸テーブル・観葉植物・スタンド照明・棚・テレビ・ベッド・箱に加え、 ステージ(壇上)、壁/パーティション、演台(lectern) も依頼できます。 「登壇シーンでステージと演台を置いて」「人物の後ろに背景の壁を立てて」のように指示してください。
サイズ指定(一部のオブジェクトのみ)
以下のオブジェクトは 幅 / 高さ / 奥行き を自然文で指定できます。「大きい机」「薄いステージ」「長い壁」など寸法に関わる表現を含めると、AI が適切な数値で配置します。
| オブジェクト | デフォルト寸法(幅×高さ×奥行 m) |
|---|---|
| 机 (desk) | 1.4 × 0.80 × 0.70 |
| 椅子 (chair) | 0.5 × 0.49 × 0.50 |
| 箱 (box) | 0.6 × 0.6 × 0.6 |
| ステージ (stage) | 10 × 0.6 × 5 |
| 壁 (wall) | 10 × 5 × 0.6 |
上記以外のオブジェクト(ソファ・丸テーブル・植物・照明・棚・テレビ・ベッド・演台)は固定サイズです。寸法を変えたい場合は、配置後にエディタ上のハンドルで調整するか、マイオブジェクト で独自サイズのものを作成してください。
3D エディタの操作
視点操作(マウス/トラックパッド)
| 左ドラッグ | 視点の回転(オービット) |
|---|---|
| 右ドラッグ | 視点の平行移動(パン) |
| ホイール / ピンチ | ズームイン/アウト |
| オブジェクトクリック | 選択。再クリックで解除。 |
| 選択中のドラッグ | 水平方向への移動。ハンドルで回転・スケール。 |
ビューア上部のボタン
- 真上 / 正面 / 横 / アイソメトリック: ワンクリックで定型視点に切り替えます。
- カメラ画角表示: 配置済みカメラの画角ピラミッドの表示/非表示を切り替えます。
- ラベル表示: オブジェクト上の名前ラベルの表示/非表示を切り替えます。
- グリッド / 一覧表示: 複数カメラの構図プレビューをグリッドまたはリストで切り替えます。
編集モードと閲覧モード
- 編集モード: オブジェクトの追加・移動・回転・削除が可能。
- 閲覧モード: 視点操作のみ可能。プレゼン中の誤操作を防ぎます。
オブジェクトの配置
左パネルの「オブジェクト」一覧から、シーンに配置するアイテムを選びます。 標準で カメラ・人物・家具・スタンドライト などが用意されています。
追加・複製・削除
- パネル上のオブジェクトをクリック、または 3D ビューにドラッグして配置します。
- 配置済みオブジェクトを選択し、⌘+D(または Ctrl+D)で複製します。
- Delete / Backspace で削除します。
カメラ固有の設定
- 選択中のカメラから、画角(焦点距離)・高さ・ターゲット位置を調整できます。
- 右パネル「カメラ」タブで、各カメラの構図プレビューがサムネイル表示されます。
- カメラに対して コメント を付与できます(後述)。
人物・家具・照明
- 人物には簡易的な向き(正面・後ろ・横)の指定があります。
- 家具・小道具のサイズはハンドルで自由に変更できます。
- スタンドライトは、撮影本番に向けたライティング設計の検討に使えます。
マイオブジェクト
マイオブジェクト ページでは、自分専用のオブジェクトを作成・管理できます。 プロジェクト固有の小道具・特殊な機材・ロゴ入りのセットなどを登録しておけば、どのプロジェクトからでも呼び出せます。
オブジェクトの作り方
- マイオブジェクトページで「新規作成」を押します。
- オブジェクトエディタで、寸法・色・形状を編集します。
- チャットで「シンプルな木製テーブルを作って」のように依頼すると、AI がたたき台を生成します。
- サムネイルが自動生成され、エディタの左パネルから呼び出せるようになります。
カメラコメント
各カメラには コメント を付けられます。撮影意図・指示・注意事項などをそのカット単位で残せるため、 絵コンテと組み合わせると現場での共有がスムーズになります。
- 右パネル「カメラ」タブのコメント表示ボタンで、コメント欄を開閉します。
- コメントは PDF 出力時にも一緒に書き出されます。
- 絵コンテビューでもコメントを切り替え表示できます。
PDF エクスポート
エディタ右上のPDF エクスポートボタンから、撮影プランを PDF として書き出します。 現場に紙で持ち出したり、関係者にメール添付で送るのに使えます。
3 種類のレイアウト
- 絵コンテ: シーンごとのカメラビューを絵コンテ風に並べたレイアウト。
- グリッド: 全カメラの構図を一覧できるグリッドレイアウト。
- シーン一覧: シーン単位で 3D 全景+カメラ群をまとめるレイアウト。
含まれる情報
- シーン名・カット番号
- カメラ画角プレビュー
- カメラごとに付与したコメント
- プロジェクト名と更新日
プランと請求
Shot Planner は Free から始められ、必要に応じて Pro にアップグレードできます。 最新の料金と上限値は 料金プラン ページを参照してください。
アップグレード
- 料金プラン ページの「Pro にアップグレード」ボタンを押します。
- Stripe の決済画面でクレジットカード情報を入力します。
- 決済完了後、すぐに Pro 機能が解放されます。
解約
- 設定 ページの「請求」セクションから解約できます。
- 解約後も、現在の契約期間が終了するまでは Pro 機能を引き続き利用できます。
- 月途中の解約による日割り返金は行いません。
設定
設定 ページでは、アカウント情報・通知・請求などをまとめて管理できます。
- プロフィール: 表示名・アイコンの変更。
- 請求: 現在のプラン確認・アップグレード・解約。
- アカウント削除: アカウントを完全に削除します。プロジェクト・共有 URL も削除され、復元できません。
キーボードショートカット
| ⌘+S / Ctrl+S | プロジェクトを保存 |
|---|---|
| ⌘+D / Ctrl+D | 選択中オブジェクトを複製 |
| ⌘+Z | 一つ前の操作に戻す |
| ⌘+⇧+Z | やり直す |
| Delete / Backspace | 選択中オブジェクトを削除 |
| Esc | 選択解除 / モーダルを閉じる |
| Shift+Enter | チャット送信 |
よくある質問
3D シーンが真っ黒になる / 表示されない
ブラウザで WebGL が無効になっている可能性があります。 ブラウザを最新版に更新し、ハードウェアアクセラレーションを有効にしてからページを再読み込みしてください。 企業ネットワークでは WebGL がポリシーで制限されている場合があります。
AI の提案が思い通りにならない
- 「人物 2 人」「カメラ 1 台」のように人数・台数を明確に書くと精度が上がります。
- 「カフェ風」「屋外」「狭い会議室」など、空間の手がかりを 1 つ加えてください。
- 続けて「カメラをもう 1 台、被写体の右後方へ」のように追記すると、差分で調整できます。
共有 URL が開けないと言われる
- プロジェクトが削除されている、または共有が取り消されている可能性があります。
- ギャラリー公開を取り消した場合、URL も無効になります。
PDF の文字が切れる
プリンタ側の「ページに合わせる」がオンになっていると拡縮されることがあります。 「実寸(100%)印刷」を選択して再出力してください。
解決しない場合
サポート ページから運営にメッセージを送ってください。返信は同じページで確認できます。
用語集
| プロジェクト | 1 本の撮影プランを表す入れ物。複数のシーンを含む。 |
|---|---|
| シーン / カット | 撮影の場面単位。1 つのシーンに複数のカメラを配置できる。 |
| 絵コンテ | シーンごとのカメラビューを並べたサムネイル一覧。 |
| マイオブジェクト | 自分専用に作成した 3D オブジェクト。全プロジェクトから利用可能。 |
| フォーク | 公開されたプロジェクトを自分のアカウントへ複製する操作。 |
| 閲覧モード | 編集タブから閲覧タブに切り替えた状態。視点操作のみ可能。 |
| 共有プロジェクト | 共有 URL から開かれた読み取り専用のプロジェクト。ヘッダに「共有プロジェクト」バッジが表示される。 |
このガイドに載っていない内容は サポート までお気軽にどうぞ。